書名箔押し

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    JUGEMテーマ:アート・デザイン



     切羽詰まって思いついたカメレオン画法。ギラギラテカテカも名残惜しいがこの後の行程を考えて、塗り分けによる段差は研ぎまくって完全に平滑にし、反射抑えるべく仕上げは全艶消しのクリア塗装だ。



     実は葉っぱっぱの最中、友人のデザイナー2人が14冊の書名リストの背表紙をデザインしてくれていた。出来上がったデザインはぼくの適当なイメージを笑い飛ばす様な初版並の風格ある背表紙で満足2乗。高橋くん三森くんありがと。しかし、小さなブラック書体やロシア語など、どう考えても手切りで切るレベルでは無ぁいね。

     こういうときは、スーパーカッティングマン=ジョニーKにマスキングにする旨説明してオーダーだ。マシーンカットとはいえ、文字や細いケイ線のカッティングの文字はピンセットで手作業の超絶スペシャルワーク。しかし何の意地か、この男この複雑な文字列をなんと数時間で上げて来る素早さで対応してくれた。しかし完成品は各一枚。絶対に貼り直しや失敗は出来ない…

     貼る?何を?金箔です。しかも艶消しで仕上げの本に、むき出しコーティング無しで定着させて金箔本来の質感を見ていただきたい。…うううむ思いつくけど自身が無い。そこで金箔貼りは、またまた友人を頼って中央高速ひとっ走り、信州塩尻の坂井くんちへ。


     
     さあ、金箔工房に来たぞ!早速ぼくは背表紙にジョニー製カッティングシートを貼って渡す。彼は難しいとかいいながら鮮やかな手つきで、接着剤を塗り、頃合いを見計らって金箔を置く…そう置くだけ。するとすっと吸い付くように勝手に金箔がなじんで行く。さらに狸毛の刷毛でちょいちょいと押さえて真綿で軽くはらえば完了。



    シートを恐る恐る剥がすと0.3ミリ以下のケイ線の溝までばっちりきっちりで、思わずいちいち「おおおおお!」とか感嘆しちゃうね。よどみない仕事!早い!美しい!できちゃった…嗚呼、結局遅いのはぼくだボヨヨン。

     さあ、本は出来た。後はメッキの台座とランプシェードです。つづく


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