5月も後半。夏も近づき、虫の季節到来だ。昨年長野で採集して来たカブトムシの幼虫の2世代目も順調に成長。先週土を変えようとしたらもう3例幼虫で、さなぎ室ができていた。ところが、そのうちの一個をうっかり壊してしまったので、やむを得ず人工さなぎ室を制作。折角なので見えるように工夫したところ本日無事サナギマンに変身。使い捨ての防塵マスクを利用。
ま、カブトはいいとしてだ…。
実は最近我が家の室内に10〜12センチ級のムカデが出没。なんと1週間に3匹もだ。昨年オオゲジの出現にはたいそうビビったが、ムカデは話に効くだけで室内で見ることはなかった。出没のムカデの体色は頭が赤!テラテラと光沢のある長い胴体は濃い緑、側面にぞわぞわと突き出す足はイエロー。おお!ラスタカラーじゃんYA MAN!なんつってる場合ではなくて、その名は『トビズムカデ』。移動スピードでは高速キング『オオゲジ』には到底及ばぬが、へびの様に身体をクネらせながら無数の足を動かしてS字進行する様は絵にもかけないおぞましさ。しかも、がっちりとした毒牙を持っていてこいつでかまれると数日間激痛を伴って腫れるという危険生物。うううコワイコワイ。ホームセンターへGOGO!
さて害虫対策としては、本来の自然生息域から根こそぎ殲滅をはかる化学兵器もあるが、これはやりすぎ。彼らの生きる権利は認めつつ私のテリトリーに進入することを防ぎ、進入したら防衛が我が家の方針也。進入防止法としては、粉剤を家の周りにまくのが主流だがこれは昨年試して効果はあるが毒なのでどうもね。それに家の周りに白い粉の帯が出来るのもいかさない。で、今年は竹酢液を採用して蟲進入をロハスに防止。さらにナフタリンが効果があるとの情報を得て室内数カ所に昔ながらのタンスの防虫剤配置でちょと臭い。アトリエ内では、『虫ころりアース』を常備しているが、ゲジやムカデにおいては即効性にかけ、のたうち回ってむごたらしいので、もっぱらソルベックスなど揮発性の高いシンナーが活躍。火の近くでは引火するので危ないが、ジュっとかければゴキブリも含め一瞬で体内の水分を奪われて動かなくなる。しかし今回は最終兵器を発見。商品名は『ナイス蚊っち』。ネーミングだけでなくデザインも、おもちゃのテニスラケットみたいで頼りないが、実は強力。グリップ部側面のボタンを押した状態でネットに蟲が触れるとバチバチっとスパークして電・ジ・エンドだ。「電源は単三2本だしそんなでもないでしょ?」と思って指先でネットに触れてみたら思い切りひっ叩かれたようなショックで、肩の辺りまで響いてこし抜かしそうになった。もしかしてスタンガン?ふふふこれは凄いぞ。惜しむらくは持つとこが短すぎ。うぬぬ。となると接近戦か…やっぱり怖〜い。
不快害虫以外にも不快人物とかいろいろあってちょと進行は遅いが仕事もしてます。