パチパチエレキマン
JUGEMテーマ:アート・デザイン

さむ〜い。現在の多摩市の外気温は何度だろうと思って計ってみたら-3℃…そして室内の湿度は20%を切ってカラカラ。冬のカスタムペインターは、バケツの水が冷たいとか、寒い時期に合わせてシンナーを変えるとか、塗装後の硬化が遅いとかいろいろと大変。しかし一番の悩みは、乾燥&静電気だ。個人的には突然バチッと来るのは案外きらいじゃないんだけど、仕事上は大問題なんだもん。
塗装で使用するウレタン樹脂塗料は、スプレーガンで微粒子化され吹付けられると、塗膜を形勢しながら表面を転がったり、ぶつかって跳ね返ったりして摩擦が起きて静電気を帯びる。するとプラスチックの下敷きを擦ったのと同じで、周囲にホコリが飛んでいればどんどん吸着してしまう。さらに硬化していない塗装面はいわゆるペンキ塗り立て状態でべたついているからここにホコリが吸い寄せられるとそのままくっ付いてしまうと言う訳だ。ホコリ付着の防止策として事前にアトリエ内を清掃し、床に水を撒くのは常識。だが、強力な換気扇は空気中のホコリを塗装ブース内に吸い寄せ、自分の着ている衣類からも微細な糸くずが飛ぶのだ。フリースとナイロンの上着を重ね着して作業なんかしたら、自ら糸くずいっぱいまき散らす全身静電気のパチパチエレキマン。目に見えない微細なゴミも塗装面にくっ付けば張力で周囲の塗料を集めてぷつぷつと盛り上がり、いや〜な感じを醸し出す。塗装作業はホコリとの戦いとも言えるのです。
- 2012.01.27 Friday
- 制作日記
- 04:10
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- by 倉科昌高










